Doc.2 エミュレータのインストール†
エミュレータ†
エミュレータは完成の域まで高まっており、パソコン環境に関しても速度的に申し分ありません。
ただし最新のエミュレータはデバッグコンソール出力(Mappy方式)がない為、昔のVisualBoyAdvance-1.8.0-beta3を使っていきたいと思います。
BIOS†
BIOSとはゲームボーイアドバンス本体に内蔵されたプログラムのことで、除算や画像データの解凍などの機能を提供してくれます。
ちょっと難しい話をしますとLZ77圧縮された画像データを解凍する場合、
BIOSが存在する場合、エミュレート(実行)してCPUサイクルに見合ったタイミングで解凍します。
BIOSが存在しない場合、PC側に処理を移譲されてしまいPCの速度で解凍されるのでPC速度依存になります。
自作ゲームのオープニングシーンなどでは、音楽と画像のタイミングにズレが発生します。その点は注意してください。
エミュレータの設定(VisualBoyAdvance-1.8.0-beta3)†
- ウィンドウのフォーカスが外れた時の動作
Options -> Emulator -> Pause when inactive チェックを外す
- 画面の大きさを変更
Options -> Video -> 4x window size
- 拡大時の画面の描画方法を変更
Options -> Video -> Render API -> Direct3D 9のFilter : Nearest
- ショートカットの追加
Tools - > Customize
ToolsLoggingをshift + 1に割り当てる(デバッグログの追加は地味に役立ちます)
- 知っておくと便利なショートカット
- ctrl + x エミュレータを閉じる
- ctrl + r リセット
- space フレームスキップ(デバッグ時、最高に役に立ちます)
- 2023/04/11
- 2015/10/07
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