推薦図書

GBA

特徴としてはGBAの仕様をだいたいひとめぐりしてあって、すべてのプログラムはフルスクラッチで作っています。約x年あまり経過しているけれど、知識に古い新しいがあるのかは関係ありません。緻密さを求めるとただの仕様を解説する単調なものになりやすいし、逆に必要な情報をだけを書き記してしまった場合、応用が利きにくいです。ですが、この本は両方の面を抑えている良書だと思っています。特にすばらしいのはサウンドの章で、音を鳴らす為のwavのファイルフォーマットを説明し、さらに音自身をC言語で自作してしまう徹底ぶりには驚きを隠せませんでした。GBAは教育上の観点からも優れている点を多く持ちます。手軽なCPU、十分なメモリ、見た目を楽しませてくれるLCD、サウンド、タイマ、割り込み、DMAなどのハードウェア資源。プログラミングを勉強する上で、これほど表現豊かな機材はそうそう見つけられません。価格は中古ならば6000円程度(追記:2万前後ぶっ飛びすぎ)で売っています。既に絶版なのが残念でならないのだけれど、最後に本の著者(西田 亙さん)の方のページをご紹介させていただければと思います。 Wataru's memo

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