devkitProのインストール

WindowsのdevkitProインストーラを使った方法を説明します。macOSやUnix-like platformsで行いたい場合は英語ではありますが、公式ページのリンク先を参照してください。

インストーラのダウンロード

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インストーラのセットアップ

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起動画面。とりあえず次へ進みます。

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環境変数

インストーラーにより、いくつかの環境変数が登録されます。OSをクリーンに保ちたいという方はWSL2や仮想マシンで構築することを検討してください。

Path c:\devkitPro\msys2\usr\bin
DEVKITARM /opt/devkitpro/devkitARM
DEVKITPPC /opt/devkitpro/devkitPPC
DEVKITPRO /opt/devkitpro

アンインストール

「C:\devkitPro\uninst.exe」を使えば綺麗に削除してくれます。

エミュレータのインストール

エミュレータは完成の域まで高まっており、パソコン環境に関しても速度的に申し分ありません。ただし最新のエミュレータはデバッグコンソール出力(Mappy方式)がない為、大昔のVisualBoyAdvance-1.8.0-beta3をオススメします。

2024/04/05 追記

微細なタイミングやサウンドに優れているmGBAも使ってください。VBAは日本語のprintfデバッグとして使えるのでまだまだ現役です。使い分けるのがいいと思います。

BIOSのインストール

BIOSとはゲームボーイアドバンス本体に内蔵されているプログラムのことです。c言語でいう関数の集まりと思ってください。たとえばLZ77圧縮された画像データを表示したい場合、BIOSがあると忠実にエミュレートしてCPUサイクルに見合った実行タイミングで解凍してくれます。一方、ない場合はPC側に処理が移譲されてしまい、PCの速度で解凍されます。爆速です。自作ゲームのオープニングシーンなど、同期処理を作らない場合は音楽と画像表示にズレが発生します。その点は注意してください。

入手方法

吸い出しは同人サークル「CUBIC STYLE」さんの方法をご紹介させて頂ければと思います。別途ハードウェアが必要です。

マルチブートで GBA BIOS を吸い出す

エミュレータの設定(VisualBoyAdvance-1.8.0-beta3)

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Last-modified: 2024-04-05 (金) 00:25:11